TUSKER
Georgia
ジョージア
Georgia
シュクメルリ shkmeruli

コーカサス三国の一つ、ジョージア(旧国名:グルジア)の労働者の為の料理。地元の酔っ払いの歌声が鳴り響く店。頑丈さだけが取り柄の机と椅子。そして、机の上にはフライドチキンを大量のニンニクとサワークリームで煮込んだ、思いつく限りのジャンクフード。
誰もがエルビス・プレスリーをキングオブロックンロールだと疑わないように、食べれば分かる、シュクメルリこそがキングオブジャンクフードだ。

Georgia
スペイン
spain
ボケロネス Bokerones

スペイン南部の古都グラナダには人類が造った最もロマンチックな建造物、アルハンブラ宮殿がある。しかし、僕の心をより強く揺さぶったのは、グラナダ特有のバル文化であった。それは、ドリンクを頼むと1杯にもれなく1つのタパス(小皿料理)が付いてくることで、しかも毎回違うタパスが来るのだから更に楽しい。ただ、何件もハシゴしているうちには食べたことのあるタパスが出てくる。ボケロネスだ。英語が全く通じないので交換してくれとも言えず、何皿も食べることになった。

Georgia
ニュージーランド
Newzealand
スブラキ Souvlaki

ギリシャ料理。トルコで言うところのケバブ。
グリルしたチキンとヨーグルトソースのハーモニーが忘れられず、お金が無かったころ、ライスにプレーンヨーグルトをかけるという愚行を思いつく。
クライストチャーチ広場の脇に美味しい店があったのだけれど、2011年のカンタベリー地震によってなくなってしまい、二度と食べられない。だから、仕事を休んでも食べられないのだ。

India
インド
India
キングフィッシャービール
Kingfisher

人力車のおっさんにお酒が欲しいと言ったら町外れの掘っ立て小屋に連れて行かれた。まるで密造酒を売るかのようにビールを売っていた。なんとなく悪い気がして、宿に戻ってもコソコソと飲んでいたらこの上なく美味しかった。帰国後、このビールは本当に美味しいんだよと、父親と飲んでみたけど別にそんなことはなかった。その国の気候や風土、そしてその時のシチュエーションこそが大事なんだと知った。それがインドのキングフィッシャービール。